《用語解説 4》乳酸参考値とは

より一層Knowsを使いこなして貰う為、今回は用語解説を行います。

今回は乳酸参考値です
まず乳酸とは、運動時に筋肉を収縮するためにはエネルギーが必要です。
筋肉を動かすためのエネルギーは、筋肉に蓄えられている糖が分解されます。
その際に血液内にできる物質です。
陸上の短距離走やダッシュなど、短時間で高強度の運動では乳酸がたまり易いとされています。
その理由は、運動のエネルギー源として糖が多く使われているからと言えます。
所説ありますが、簡単に言うと筋肉を使うと乳酸がたまり疲労します。

乳酸は最終的にたまってしまう老廃物ではなく、血液中に放出され別の筋肉へ移動します。
本来は血中に放出される物質の為、微量の血液摂取を行い測ります。
Knowsでは心拍数と身長体重でアルゴリズムを組んでいます。

それでは、この数値をどう活かすか?
この数値は相対的に比較するのではなく(チームメイトと比べるのではなく)、
心拍は体温の様に個人差がある為、自身の日々数値の変動で比較をする事をお勧めしています。

Jクラブトップチームの場合は 過去データを参考に個人の平均値を算出
例)A選手の場合
試合1日前 平均値1500 当日実際の記録1800
試合2日前 平均値2000 当日実際の記録2300
試合3日前 平均値2000 当日実際の記録2000
試合4日前 平均値2000 当日実際の記録2000

試合1日前2日前は平均値から異なり高い為、
行動(睡眠時間・怪我・食事(胃腸の調子))を振り返る指標となります。
トップ選手の中に自身の疲労の体感と、この数字がほぼ合致する方もいます。
身体の疲労の目安としてデータを蓄積する事が活かせるポイントになります。

過去の用語解説はこちら
・リカバリー回数
・根性値
・HI
・SI

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